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  中学校の講話
 
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寝る子は育つ


 暑い日が続き、部活動で真っ黒に日焼けした人、3年生は受験勉強に取り組んでいる人が多いと思います。休みも半分が過ぎましたが、毎日の生活は規則正しく送れているでしょうか。

 今の時期は、寝苦しさとあわせてゲームやTV、スマホに夢中になって、どうしても寝る時間が遅くなりがちです。しかし、私たちにとって十分な睡眠と食事は、生きていくために欠かすことができないものです。
 ところが、日本人の5人に1人は不眠や睡眠不足であるとされ、ある調査では、この50年間で平均睡眠時間が約1時間短くなり、7時間14分という結果が出ています。

 睡眠時間には個人差があり、その人ごとに適正な時間があるとされています。昔から「寝る子は育つ」と言われることを、あなたたちも聞いたことがあるでしょう? 睡眠の重要性については、脳科学の進歩で少しずつ説き明かされ、この言葉が正しいと証明されてきています。

 睡眠には深い眠りと浅い眠りが交互に約90分ごとに繰り返され、脳が起きかけている朝方の浅い眠りの時に起きると心地よい目覚めになります。
 また、寝入りばなの深い眠りでは学習した内容を脳に記憶させたり、嫌な記憶を消したりし、朝方のウトウトとした時に運動能力を定着させる働きがあるとされています。 
 さらに、十分な睡眠が脳の海馬という部分を成長させ、成長ホルモンが分泌され、朝日を浴びることで体内時計を調整し、体の成長や心の落ち着きに影響するという報告もあります。

 残りの夏休みの期間もできるだけ規則正しい生活を心がけ、2学期からの学校生活が気持ちよく始められるようにしましょう。

(松元伸祥)



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