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  中学校の講話
 
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「いじめ」をなくす


 今月は、いじめ防止啓発強調月間です。
 皆さんが作ってくれた「いじめ防止標語」の中から、3つ紹介しますので、一緒に考え、いじめ防止について理解を深めていきましょう。
 最初の標語です。
 〈突き刺さる あなたの言葉と その態度〉
 浴びせられた言葉とその言葉を言った人の表情まで想像すると、言われた人の気持ちは、いったいどのようなものであったのか、理解することができます。自分がいじめられる側とすれば、気持ちがとても暗くなっていくというのが実感です。
 次の標語です。
 〈知らん顔 それもみにくい いじめです〉
 見て見ぬふりをする人を傍観者と呼びますが、周りにいて何もしてくれない人は、いじめられる側からすれば、いじめる側と同じ人間に思えるはずです。このことがわかっている人の標語だと思います。作者自身も、いじめを許さない強い気持ちを持つ人にならなければいけないという思いが伝わってきます。
 最後の標語です。
 〈いじめっ子 ホントは君も つらいはず〉
 いじめる側の気持ちを汲み取った標語です。人の心を見つめ続け、自分の心を振り返ってできた標語かもしれません。いじめる原因は、いじめをした人に潜む差別心、劣等感、親や教師の過剰な期待、不安などさまざまですが、理由があるからといって,けっして許されるものではありません。
 現在、インターネットを通じて行われるものを含めて、心やからだに影響を与える行為で、その行為の対象となった生徒が、心身の苦痛を感じるものが,いじめの定義とされています。「いじめ」はいじめられた側が「いじめ」と感じていれば「いじめ」であるということ。いじめる人がいなければ「いじめ」は存在しないこと。こうした考えのもと、私は「いじめ」に対し、毅然とした態度をとっていきます。皆さんは、自分たちの生活をよりよいものにするために、学校生活のアンケートに、気がかりなことがあれば何でも書いてください。勇気を出して訴えてください。
 終わりに、再び、友だちの標語を紹介します。
 〈「大丈夫?」 小さな言葉 大きな救い〉
 〈声をかけ 一人にさせない 思いやり〉
 〈いいところ 見つけた数だけ 笑顔咲く〉 
 優しく、人に対する思いやりが伝わってくる標語です。

(松本賢治)



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