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  中学校の講話
 
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笑顔の効用──自分を高める方法


 人は、1日の中でも場面によって喜ぶ・怒る・悲しむなどいろいろな表情を見せます。皆さんは、友だちのどんな表情が好きですか? 私にとっては、皆さんの表情でもっとも印象深く、しかも見ているこちらまで幸せな気分になるのが「笑顔」です。高校入試の合格発表後に学校に駆けつけてきた卒業生の笑顔は、格別でした。

 笑顔でいるということは、身体や心に計り知れないほどの良い効果があります。笑うことによって、脳内に幸せ気分を感じさせる「エンドルフィン」や、モチベーション維持に欠かせない「ドーパミン」、心を平安な状態にして心地よさや穏やかさを生み出してくれる「セロトニン」といったホルモンが分泌され、ストレスが解消し、プラス思考になると言われています。
 最近では、笑顔が免疫力を高め、病気の症状の改善に効果があることも、科学的に証明されてきています。また、自分自身の身体がリラックスすることで、集中力が高まり、どんなことであっても、良い結果が出やすくなるそうです。

 ここで、皆さんに質問です。
 最近、おなかが痛くなるほど笑った記憶や、教室で自分が笑顔になったのは、いつだったか思い出せるでしょうか?
 今は、高校受験や学年末試験を控えて、焦りやイライラが募りやすい時期です。心の状態がそのまま顔に出てしまい、暗い表情になりがちです。不安な時や焦っている時に、無理をしてでも、まずは笑ってみる。口角を引き上げるだけで笑顔になり、効果があるそうです。つらいことがある時にこそ、笑顔を意識的につくってみてください。心や身体を適度にリラックスさせ、物事を達成するうえで必要なパワーを生み出す笑顔で、皆さん一人ひとりが、困難を乗り超えていくことを強く願っています。

(小関としみ)



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