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  中学校の講話
 
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言葉の力を高める


 先週、3年生は沖縄へ修学旅行に行きました。往きの飛行機でのことです。離陸してしばらくするとチーフパーサーが学校長のところにあいさつに来られます。○○中学校の生徒はマナーを守って行動できるので、いつもほめていただきます。今年のパーサーからは、「アイコンタクトをとってしっかりあいさつできる生徒さんだと、みんなで話しておりました」と言っていただきました。嬉しかったです。今も皆さんは、体をこちらに向けて話を聞いていますね。これは、相手との関係を大切にしていますよ、ということを表現しています。
 嬉しかったと同時に、さすが大勢の乗客を相手にする接客のプロだな、と思いました。「いい生徒さんたちですね」と言うよりも「しっかりあいさつができる生徒さんたちですね」と言う方が、何を評価してくれたのがよくわかります。さらに「アイコンタクトをとってしっかりあいさつができる」と具体的に言ってもらうと、なぜほめていただいたのかがよくわかりますし、私たちのことをよく見てくださっているのだな、と心温まる思いがします。

 皆さんは、周囲の人と力を合わせて課題解決に向かう力をつけるため、人の話をしっかり聞き、自分の思いを上手に伝えられるように、先生方から指導を受けています。そのなかでも言われていることと思いますが、心がけてほしいのは具体的に話したり、書いたりすることです。友だちのことを「いい人だ」と言いたいのなら、その人のどんなところ、どんな行動からそう思ったのかを伝えましょう。そのためには、心も体も相手の方を向いていることが必要ですね。
 「言葉の力を高める」とは、たくさんの言葉を自分のものとして使いこなせることだけでなく、相手を大切にする気持ちをもつことでもあります。

 皆さんが、人との関係を大切にし、言葉の力を高め、希望に満ちた未来を創造してくれることを期待して、今日の私の話を終ります。

(北上玲子)



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